ZEEBOX

ボクオタによるボクオタのためのブログです

試合レポート

亀田興毅、大阪マラソンを完走!

亀田興毅が力走の末に一足早いクリスマスプレゼントを受け取った。前半をほぼサークリングに費やした亀田は、ラスト2ラウンドでようやく見栄えのいい連打をまとめてポイントを奪うが時すでに遅し。ラウンドマスト制において敗北は明らか……と思われたものの…

ビギニング・オブ・バークレイ・センター

バークレイセンターと言われても多くの人にはなんのことやらチンプンカンプンだろう。しかしこれからこの場所がボクシング界にとって非常に重要な場所になっていく事は間違いない。今年9月、ニューヨークはブルックリンにてオープンしたこの屋内競技場はNBA…

西岡利晃、閃光に散る

日本中のボクオタをオープニングベルだけで至福に導いた西岡利晃とノニト・ドネアとの頂上決戦は、ドネアの圧勝に終わった。率直に言って西岡の良さは全く出せなかったと言って良い。もちろん西岡の闘志、頑張りは最大限讃えられるべきだが、勝機と呼びうる…

ロサド、コヴァレフ、ロメロ……駆け上がる者達

ビッグウィークだった先週末とは違い今週は目玉ファイトは不在。その中でもピリリと辛い好パフォーマンスを見せた若者たちがいた。100%世界を獲るスター候補とまではいかずとも、こうした活きの良い若手が増えることはこのビジネスにおいて最も楽しみな…

週末ファイトまとめ ~日本よ、これがマイダナだ~

先週末はミドル級メガファイト以外にも注目試合が多すぎて捌き切れないほどだった。幾つかピックアップしてみる。 レオ・サンタクルスvsエリック・モレル サンタクルスはブリ・マリンガとの決定戦を制しIBFバンタム級新王者についてこれが初防衛戦。モレルは…

ドラマは最後に待っていた

圧倒的注目度を集めたWBCミドル級タイトルマッチ。かかっているベルトは問題ではなく、両者のネームバリューと積み重ねられた因縁が近年稀に見るほどの話題を読んだ。両者とも相手への鬱憤と敵意を隠そうともしない。「スポーツマンシップ」という美しい言葉…

S.O.G.ウォードは最強なのか?

S.O.G.である。Son Of Godである。日本の格闘家にそういうニックネームの選手がいたが、宗教ごちゃ混ぜの日本ではなくキリスト教ががっちり主導権を握っているアメリカでこの名を名乗ることは並大抵のことではない。これで弱けりゃ石を投げられる。 しか…

4大ミドル級ファイト、その1と2

9月の幕開けとともにプロボクシング界が本格再スタートを切った。五輪期間中はほとんどめぼしい試合がなかっただけに当日の試合予定を眺めるだけでもワクワクしてしまう。中でも注目は全開の記事でも取り上げたミドル級ウォーズだろう。今日はドイツでシュ…

アルトゥール・アブラハム……復活?

ミドル級において破格の強打者として鳴らすも、階級を上げて挑んだスーパー6トーナメントで三敗。キャリアの岐路に立たされた“アーサー王”が2戦の地域タイトル戦を経てWBO王座に挑んだ。相手はスーパー6の影で地味~にこのタイトルを6度も防衛中の同国人…